自己内観カウンセラー
「今日は、
『“思い”と“想い”の違い』
について、一緒に考えてみませんか?」
クライアント
「思いと想い?同じ言葉のように聞こえますけど、意味が違うんですか?」
自己内観カウンセラー
「そうですね。
この二つの言葉の違いに気づくことは、
あなた自身の心の重さを軽くするヒントにもつながるかもしれません。」

1.“思い”は執着、“想い”は祈り
自己内観カウンセラー
「小林正観さんは、『“思い”は執着、“想い”は願い(祈り)』だと表現しています。
“思い”は、結果に対して強く期待し、
『こうなってほしい』『こうじゃなきゃイヤだ』とコントロールしようとする気持ちです。
一方、“想い”は、相手の幸せや成功を静かに願う、手放しの心です。」
クライアント
「“思い”には、力が入ってる感じがしますね。
“想い”は、なんだか優しい感じがしますね。」
自己内観カウンセラー
「そうですね。
例えば私も、過去に離婚を経験したとき、
『こうでなければならない』という“思い”にとらわれて、苦しんだ時期がありました。
相手に期待しすぎた“思い”が、結果として関係を壊してしまったんです。」

2.“思い”は自分本位、“想い”は相手本位
自己内観カウンセラー
「“思い”は、無意識に『自分の理想』を押しつけてしまうことがあります。
例えば、親が子どもに『○○大学に行ってほしい』という“思い”を持つと、
それは子どものためというより、親の願望や見栄であることも多いですが、
でも“想い”なら、『どんな道でも、あなたが幸せならいいよ』と
相手の人生を信じて委ねる姿勢になります。」
クライアント
「たしかに。
“期待”って、相手のためじゃなく、自分の都合だったりしますね。」
自己内観カウンセラー
「ええ。
料理に例えるなら、“思い”は『レシピ通りに作れ』と相手に命じるようなもので、
“想い”は、『おいしくなれ』と静かに願いながら、素材と向き合っていく感覚です。」

3.“思い”は未来を縛り、“想い”は未来を信じる
自己内観カウンセラー
「“思い”には、『こうであってほしい』という未来へのコントロール欲があります。
しかし、人生はいつも思い通りにはいきません。
期待通りにいかないとき、私たちは『なんで?』『裏切られた』と苦しくなります。
一方、“想い”は、『どうなろうと、あなたを信じる』『今この瞬間を大事にする』という気持ちです。
結果を限定しない“想い”は、未来に柔軟性を残します。」
クライアント
「“思い“や期待って、未来をがんじがらめにするんですね。
“想い“って、もっと自由な感じがしますね。」
自己内観カウンセラー
「そうです。
僕自身も、糖尿病で人工透析になったとき、
『こんなはずじゃなかった』という“思い”で苦しみました。
でも、“想い”の方に意識を向けたとき、
『生きているだけでありがたい』と感じられるようになったんです。」

4.“思い”は自己証明、“想い”は自己開放
自己内観カウンセラー
「“思い”は、『自分が正しいことを証明したい』という気持ちから生まれることもあります。
例えば、過去の失敗を他人のせいにして、『あのとき俺は正しかった』と訴え続ける人。
それは、“思い”にとらわれている証拠です。
一方、“想い”は、自分の正当性を証明する必要がありません。
ただ、『あなたに幸せになってほしい』と願いながら、
自分自身の未練や怒りを手放していく過程でもあります。」
クライアント
「“思い”って、過去に引きずられているように感じます。
“想い”は、未来に向けて歩いていける気がします。」
自己内観カウンセラー
「はい。
“思い”は『自分を守る鎧』であり、
“想い”は『自分を解放する風』のようなものなんです。」

5.“思い”を“想い”に昇華するための内観
自己内観カウンセラー
「では、どうすれば“思い”から“想い”へと心を切り替えられるのでしょうか?
それは、まず自分の中にある『強すぎる期待』に気づくことです。
• なぜこんなに執着しているのか?
• それは本当に“相手のため”なのか?
• 自分の「満たされなかった何か」を、他人に背負わせていないか?
こうして見つめることで、“思い”を“想い”へと変えていけるんです。
例えば、私は自己破産したときに、『もう誰からも認められない』という強烈な“思い”を抱いていました。
でも、その裏には、『自分自身を認めていなかった』という事実がありました。
そこに気づいたとき、“想い”として『人の役に立ちたい』という優しい願いが湧き上がってきたんです。」
“まとめ“
1. “思い”は執着、“想い”は祈りであり、力の方向性が異なる。
2. “思い”は自分本位、“想い”は相手本位であり、関係性の質が変わる。
3. “思い”は未来を限定するが、“想い”は未来への信頼を含んでいる。
4. “思い”は過去に縛られるが、“想い”は未来に向けて心を解放する。
5. 内観によって、“思い”の裏にある本音に気づくことで、“想い”に変化させていける。
今日1日を少しでもあなたが心地よく穏やかに笑顔で生きられるヒントになれば
嬉しいです☺️
このブログが役に立ったと感じた方は、ぜひシェアやコメントをしてくださいね!
今後の励みになります。
心理学や自己啓発に関する他の記事もご紹介していますので、ぜひチェックしてください。
今日も読んで頂いてありがとうございます。
悩めるあなたを応援してます📣
※このブログは筆者の個人的な体験と見解に基づいており、医療的アドバイスを目的としたものではありません。
※これは筆者のカウンセリング経験をもとに構成されたフィクション対話です。



コメント