
自己内観カウンセラー
「今日は、アドラー心理学でとても大切にされている『尊敬』という言葉について
考えてみましょう。」
クライアント
「『尊敬』って、立派な人を見上げるような感覚ですよね?」
自己内観カウンセラー
「そう思われがちですが、アドラー心理学では、
『上下のない関係性の中で相手を尊重すること』を“尊敬”と捉えるんです。」
クライアント
「え? 尊敬って“すごい人”に感じるものじゃないんですか?」
自己内観カウンセラー
「今日は、そのイメージがきっとガラッと変わりますよ。
5つの視点から、
“本当の尊敬とは何か”
を一緒に考えていきましょう。」
1.“尊敬とは、相手の存在そのものを認める姿勢”
自己内観カウンセラー
「アドラーは、
『尊敬とはその人がその人であることを認めること』
だと言っています。
つまり、“何を成し遂げたか”ではなく、“ただ生きていること”を価値あるものと見ることです。」
クライアント
「えっ、じゃあ、相手が成功してるかどうかは関係ないんですか?」
自己内観カウンセラー
「まったく関係ありません。
例えば、透析を受けながら懸命に毎日を過ごしているあなたのような人にも、
“その生き方そのもの”に敬意を払うことができる。
それがアドラー心理学でいう『尊敬』です。」
クライアント
「今まで、尊敬されるには“すごくならなきゃ”と思ってました。」
自己内観カウンセラー
「そう思わせてきたのは『結果重視の今の社会』です。
でも本当の尊敬は、“評価”ではなく“まなざし”なんですよ。」
2.“尊敬は、対等な関係の中にしか生まれない”
自己内観カウンセラー
「もうひとつ大切なのは、尊敬は“対等な関係”があってこそ成立するということです。」
クライアント
「尊敬って、なんだか上下の感覚がある気がしますが違うんですか?」
自己内観カウンセラー
「アドラー心理学では、人を“上か下か”で見ると、そこに“支配”が生まれると考えます。
尊敬は、相手を自分の下にもしないし、上にも置かないという“横の関係”の
上に成り立つものなんです。」
クライアント
「じゃあ、例えば上司に『尊敬してます』って言うときも、
“偉いから”じゃなく、人として見る必要があるんですね。」
自己内観カウンセラー
「その通りです。
敬語や礼儀は大切ですが、心の底では“同じ人間”として見る視点。
そこに、真のリスペクトが生まれるんです。」
3.“人を尊敬できる力は、自分への信頼とつながっている”
自己内観カウンセラー
「ここで少し難しそうなことを言いますが、
『他人を尊敬できる人ほど、自分にも自信がある』
ということをご存知ですか?」
クライアント
「えっ、それは意外です。
尊敬するのって、自信とは逆な気がしてました。」
自己内観カウンセラー
「実は、
“自分に価値を感じている人ほど、他人の価値も素直に認められる“のです。
一方で、自分を否定している人ほど、他人を“ジャッジ”する傾向が強くなります。」
クライアント
「あぁ、それ、思い当たる節があります。
自分に余裕がないときほど、他人の幸せが妬ましく思えたりします。」
自己内観カウンセラー
「それが人間です。
でも、だからこそ『尊敬』を通して、自己信頼を回復していくことも可能なんです。」
4.“料理と同じ。素材をそのまま受け入れることから始まる”
自己内観カウンセラー
「少し例え話をしましょう。
料理って、素材をあるがままに受け入れるところから始まりますよね?」
クライアント
「はい。
例えば、にんじんはにんじん、ピーマンはピーマン。
そこからどう活かすかを考えます。」
自己内観カウンセラー
「人もまったく同じです。
“なぜこの人はこうなんだ”と変えようとするのではなく、
“この人はこの人なんだ”と、素材そのものをまず認める。
それが『尊敬』です。」
クライアント
「なるほど。
料理人として、妙に納得できました。
下ごしらえの前に、“まず素材を信じる”感覚ですね。」
自己内観カウンセラー
「その通りです。
尊敬とは、『素材を信じること。』
そして、自分自身という素材も、信じてあげてくださいね。」
5.“尊敬は、人間関係の“土壌”である”
自己内観カウンセラー
「最後に、『尊敬』がなぜ大切なのか、改めてお伝えします。
それは、『尊敬が“信頼”や“協力”という果実を育てる“土壌”』だからです。」
クライアント
「土壌?」
自己内観カウンセラー
「例えば、畑に栄養がなければ、どんな種も芽を出しませんよね?
人間関係も同じです。
『尊敬』のない場所に、信頼は育たないし、安心も生まれません。」
クライアント
「逆に、見下しや無関心があると、心が枯れていくんですね。」
自己内観カウンセラー
「そうなんです。
だから、尊敬は“最初に用意すべきもの”なんです。
それは自分に対しても、他人に対しても同じです。」
“まとめ“
1. アドラー心理学における“尊敬”とは、“存在そのもの”を認めること
2. 尊敬は“上下関係”ではなく、“対等な関係”の中で育まれる
3. 他人を尊敬できる人は、自分自身にも信頼を持っている
4. 尊敬とは、料理と同じく“素材をそのまま受け入れる力”である
5. 尊敬は、人間関係という畑に信頼や協力を育てる“土壌”である
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