「体調管理ができない自分が情けない」と責めてしまうあなたへ自己内観心理学でやさしく解く“5つの視点”

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はじめに:

自分を責め続けてしまうあなたへ。

自己内観心理学から読み解く5つの視点で、生きやすさと自己受容を取り戻すヒントを解説します。

クライアント

「こんにちは。

今日はちょっと相談したくて来ました。

実は私、人工透析の病院で働いているんですが、最近めまいがひどくて、検査の結果、栄養失調と貧血でした。

誰にも言ってないんですけど、1年ぐらい前からてんかん発作が出始めました。

それから拒食、過食、嘔吐の繰り返しが止められなくなって、今は心療内科と精神科、教会のカウンセリングにも通ってます。

でも、みんなには明るく元気でいたくて、本当はすごくしんどいのに、周りの透析患者さんたちの方がもっと大変だと思うと、自分が情けなくなってしまっています。

体調管理ができていない私に、一番腹が立ってるのは私自身なんです。」

自己内観カウンセラー

「打ち明けてくださってありがとうございます。

その苦しさを一人で抱えてきたあなたの姿勢は、本当に誠実で立派です。

今日は、そんなあなたの

“自分を責めてしまう気持ち”

に寄り添いながら、5つの視点で内観してみましょう。

ゆっくりで大丈夫です。

一緒に深呼吸しながら、少しずつ心をほどいていきましょう。」

1. “責める心の奥にある『他者へのやさしさ』”

自己内観カウンセラー

「あなたが“申し訳ない”と感じる相手は誰ですか?」

クライアント

「一番は、患者さんたちです。

私は支える側なのに、体調崩しているなんてと思ってしまいます。

あと、休みをもらうことで同僚のスタッフにも申し訳ない気持ちにもなってしまいます。」

自己内観カウンセラー

あなたのその『申し訳なさ』って、実は“やさしさ”なんです

責めているようで、本当は“役に立ちたい”という愛から出ているんです。

例えば料理でいうなら、疲れてても家族のためにお弁当を作るお母さんみたいなものです。

“ちゃんとしたものを作れなかった”と自分を責めても、それは誰かを思っている証なんです。

だからまず、“そのやさしさ”に気づいてあげましょう。

自分を責める前に、“自分の中にあるやさしさ”を見つけることから始めてみましょう。」

2. “完璧を目指すほど、自分を置き去りにしてしまう”

自己内観カウンセラー

「今まで、“弱音を吐く自分”をどう扱ってきましたか?」

クライアント

「仕事だし、甘えてると思われたくなかったから、できるだけ出さないようにしてきました。」

自己内観カウンセラー

「それはまるで、ずっと圧力鍋で煮込み料理をしているようなものですね。

ずっと強火のまま(=無理のしすぎ)にしておくと、圧がかかりすぎて鍋が危険な状態になります。

料理が美味しくなるどころか、吹きこぼれて台無しになるかもしれません。

でも、途中で火を弱めたり、一度ふたを開けて様子を見ることは“手抜き”ではありません。

むしろ、それが“上手な料理人の判断力”なんです。

自分の心や身体の『火加減』(=自己管理)を見てあげることも、人生をうまく進めていくために欠かせない技術なんです

弱さ”は、ダメなことではなく、“立ち止まるタイミングを教えてくれるサイン”なんです。

3. “心と身体の不一致は『命の叫び』”

自己内観カウンセラー

「拒食や過食、嘔吐が続いているとき、心では何を感じていましたか?」

クライアント

「正直、あまり覚えていないんです。

ただ“何か”をコントロールしたかった、そんな感じです。」

自己内観カウンセラー

「それはまさに、“無意識の叫び”ですね。

心と身体のズレがあると、身体が代わりに悲鳴を上げてくる

まるで圧力鍋の蒸気が逃げ口を見つけられず爆発するみたいに。

意識が『頑張らなきゃ』と命令しても、身体は『もう無理』と反応してしまう。

でも、それは“あなたが壊れている”のではなく、“今まで無理をしすぎた”だけです。

今の症状は、“もう一度自分と向き合ってほしい”という命のサインなんです。」

4. “申し訳なさを『希望』に変える視点”

自己内観カウンセラー

「あなたは“周りに迷惑をかけている”と感じているようですが、逆に“あなたの存在に救われている人”がいるとしたら?」

クライアント

「そんなふうに思ったことはなかったです。」

自己内観カウンセラー

「例えば、透析患者さんの中に『この人が頑張ってるなら自分も頑張ろう』と感じている人がいたとしたら?

もしかしたら、あなたの笑顔が、誰かの生きる理由になっているかもしれないです。

自分を責めている時間は、ほんの少し視点を変えるだけで“誰かに希望を渡す時間”になります。

料理でいえば、余った野菜で作ったスープが、誰かの心を温めるみたいなものですね。

自分を責めるより、誰かの希望である自分に気づいてください。

5. “今こそ『赦す』(ゆるす)という選択を”

自己内観カウンセラー

「最後に、今のあなた自身に“どんな言葉”をかけてあげたいですか?」

クライアント

「『よく頑張ってるよ』って、言ってあげたいです。」

自己内観カウンセラー

「その言葉、すごく素敵です。

人はつい“できなかったこと”ばかりを思い出してしまうけれど、本当に必要なのは“今の自分を赦す”ことです。

赦すとは、過去をなかったことにするのではなく、今のあなたの存在に価値を認めることです。

例えば、焦げたケーキだって、粉砂糖をかければ美味しくなるし、形が崩れてもそれが味になる。

人生も同じです。

完全じゃなくていい。

不器用な今のあなたを、大切にしてあげましょう。

自分を赦すこと”が、回復のはじまりです。

“まとめ“

1. 自分を責める背景には他者へのやさしさがある

2. 完璧主義は自分を置き去りにする癖に気づく必要がある

3. 身体症状は心の叫びであり、無意識からのSOS

4. 申し訳ない」は「希望に変わる種」でもある

5. 本当に必要なのは自分を赦すという勇気

今日1日を少しでもあなたが心地よく穏やかに笑顔で生きられるヒントになれば嬉しいです☺️

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心理学や自己啓発に関する他の記事もご紹介していますので、ぜひチェックしてください。

今日も読んで頂いてありがとうございます。

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※このブログは筆者の個人的な体験と見解に基づいており、医療的アドバイスを目的としたものではありません。

※これは筆者のカウンセリング経験をもとに構成されたフィクション対話です。

【参考文献】

・アドラー心理学の実践(著:岸見一郎)

・ズルい心理学大全(監修:ゆうきゆう)

・嫌われる勇気(著:岸見一郎・古賀史健)

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