なぜあの人は突然“問題行動”に走るのか?——アドラー心理学が教える“5つの心の段階”

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自己内観カウンセラー

「人間関係や職場、家庭で『どうしてあの人はそんな行動をとるのか?』と感じたことはありませんか?

実はそれ、“悪い行動“ではなく“心のサイン“かもしれません。

アドラー心理学では、こうした行動を

“問題行動の5段階“

として分類し、それぞれに本人の心の叫びが込められていると説きます。

今回は、その心理構造を深掘りしながら、一緒に考えていきましょう。」

クライアント

「最近、職場の後輩が急に辞めたんです。

怒りっぽくなって、遅刻も増えて、最後は無断欠勤でした。

彼の変化に、どう向き合えばよかったのか、自分が何かしてあげられなかったのかと考えていました。」

自己内観カウンセラー

「それはつらかったですね。

その出来事が、あなたの中にもモヤモヤを残しているのが伝わってきます。

実は、今の話はアドラー心理学でいう『問題行動の5段階』に通じるかもしれません。

一緒にその背景を探ってみましょうか。」

1.“注目を引こうとする段階”

クライアント

「最初は、遅刻や質問攻めが多かったですね。

かまってほしいのかな?って思うこともありました。」

自己内観カウンセラー

「それがまさに“注目を引こうとする”段階です。

人は、自分の存在を感じてほしいときに、無意識に人目を引く行動をします。

それが、『遅刻』や『必要以上に絡んでくる』などの形で現れるんです。

私も、料理人時代に先輩にに気づかれたくて、夜遅くまで厨房に立ち続けたことがありました。

疲れていても、誰かに“認められたい”気持ちが強かったんです。」

クライアント

「なるほど。

注目されることで、存在価値を確認したかったんですね。」

2.“権力争いの段階”

クライアント

「そういえば、その辞めた後輩、だんだんと上司に反抗的な態度をとるようになりました。

急に『自分のやり方のほうが正しい』って主張してきたりして。」

自己内観カウンセラー

「それが“権力争い”の段階です。

ここでは、『勝つか負けるか』という構図に人は縛られてしまいます。

その裏には、『自分は劣っていない』という自己証明の欲求があるんです。

私が飲食店を経営していたころ、思い通りにいかないとすぐ怒っていたのもこの段階でした。

自分の正しさを示したいあまり、まわりをコントロールしようとしていたんです。」

クライアント

「自信のなさを覆い隠すために、権力を使おうとしていたのかもしれませんね。」

自己内観カウンセラー

「そうですね。」

3.“仕返しの段階”

クライアント

「後輩は、ある日突然、私を無視するようになりました。

挨拶も無視、メールにも返信なし。

正直、ショックでした。」

自己内観カウンセラー

「それは“仕返し”の段階のサインかもしれません。

『どうせわかってくれない』という絶望から、『だったら傷つけてやる』という心理に変わるんです。

私も離婚直後、“自分をわかってくれなかった”という思いから、相手に冷たくしてしまったことがあります。

でも、それは実は“悲しみ”の裏返しだったんですよね。」

クライアント

「悲しみが怒りに変わる。

わかる気がします。

後輩も、本当は助けてほしかったのかもしれません。」

4.“無能を装う段階”

クライアント

「その後、彼はまったく仕事に手をつけなくなりました。

『どうせ僕にはできません』が口癖になってました。

やる気がなくなっていたというより、自分から引いているように見えました。」

自己内観カウンセラー

「それが“無能を装う”段階です。

“期待されたくない”という防衛本能が働くんです。」

私も、自己破産の手続きをしていたとき、『何をしても無駄』という感覚に陥りました。

『もう努力しても意味がない』という思考に支配され、行動する気力が湧きませんでした。」

クライアント

「自分を守るために“あきらめたフリ”をしているのかもしれませんね。」

5.“存在そのものを否定する段階”

クライアント

「最後に彼から来たのは、退職届だけでした。

『すみませんでした』という一言だけが、短く書かれていて、それが逆に怖かったんです。」

自己内観カウンセラー

「それは“存在の否定”の段階に入っていた可能性もあります。

つまり、誰にも必要とされていないと感じ、自分の存在そのものを否定し始める状態です。

私自身も、人工透析が始まったころ、『こんな身体になってまで生きていて意味があるのか?』と自分を責めた時期がありました。

でも、そこで気づいたんです。

“役に立つかどうか”ではなく、“生きている”ということ自体に価値があると。」

クライアント:

「そこに気づけるかどうかが、大きな分岐点なんですね。」

“まとめ“

1. 注目を引く段階」では、認めてほしいという欲求が背景にある。

2. 権力争いの段階」は、自己価値を守るための戦いとして現れる。

3. 仕返しの段階」では、絶望感が攻撃的な行動に変わる。

4. 無能を装う段階」は、期待に応えることへの恐れからくる自己防衛。

5. 存在否定の段階」は、自分の命の価値すら見失う危機的状況である。

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※これは筆者のカウンセリング経験をもとに構成されたフィクション対話です。

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