
自己内観カウンセラー
「今日は『約束を守る』という行為の本質について、一緒に見つめていきましょう。
期日までに提出すればいい、締切さえ守れば問題ない、こうした意識は
一見すると真面目で責任感のある態度のように思えます。
ですが、自己内観心理学では、その考え方が“他者への配慮”を欠いている
可能性があるとみます。
今日は、あなたの体験をきっかけに、『約束を守る』という行動の裏に隠れた
心理を5つの角度から深堀りしていきましょう。」
クライアント
「この前、知り合いに『期日通りにやったんだから文句ないでしょ』って言われたことがあって。
それって正論だけど、なんか引っかかってました。」
自己内観カウンセラー
「なるほど。
表面的には間違っていない言葉ですよね。
けれど、そこに含まれていない“人間関係の本質”が、あなたに違和感を
残したのかもしれません。」
“『約束を守る』という行為の本質“
1.“期日を守る”という行為に隠れた独善性
自己内観カウンセラー
「期日を守ったという事実は確かに評価されるべきことです。
でも、それを『自分はちゃんとやった』として主張する背景には、
“相手がどう感じたか”への視点が抜けていることが多いです。
例えば、友人との待ち合わせにギリギリに到着して『時間通りでしょ』と
言われたら、あなたはどう感じますか?
おそらく、時間通りなのは分かるけど、もう少し早めに来てくれたら
安心できたのに、と感じるのではないでしょうか。
つまり、“正しさ”が“思いやり”を上回ってしまうと、関係性にズレが生まれるのです。」
2.“約束”の背景にある“期待”を見落としていないか
自己内観カウンセラー
「約束には“期限”だけでなく、“期待”が含まれています。
例えば、原稿の締切を“10日まで“と言われたとき、表面的には“10日まで”が約束です。
でも、編集者の気持ちとしては『できれば7日くらいに来てほしい』
『確認する時間が欲しい』と思っているかもしれません。
料理に例えると、予約の時間に合わせて料理を出す店で、お客さんが、
あと5分でも早く提供しておいてくれたら嬉しかったと思うようなものです。
約束は“線”ではなく“余白を含んだ領域”と捉えた方が、他者との関係性は
円滑になります。」
3.“やるべきことをやった”という意識が関係性を壊す理由
自己内観カウンセラー
「『ちゃんとやった』という言葉には、自分を守るバリアが含まれています。
一方で、“相手がどう受け取ったか”への配慮が欠けていると、関係がぎくしゃくしてしまいます。
人工透析を受けているあなたのように、限られた時間と体力の中で何かを届けようとしても、提出物を『ちゃんと出したでしょ』と言われたら、
疲れが増してしまうこともあるのではないでしょうか。
“正しい行動”よりも、“関係性を守る行動”を優先する勇気が、信頼を生みます。」
4.“期限ギリギリ”は相手に「待たせる」というストレスを与えている
自己内観カウンセラー
「期日通りという言葉には、“遅れてはいない”という自己防衛が含まれがちです。
でも、受け取る側は“ずっと気にかけていた時間”があるのです。
例えば、宅配便が20時までに届くと言われていて、19:59に届いたら、
『間に合ったけど待ち疲れた』と感じるように。
“待たせる”というのは、目に見えないストレスです。
その視点に立てば、『早めに渡しておこう』『一言連絡しよう』という行動に
自然と変わっていきます。」
5.“自分のルール”で動いていると、信頼を失いやすくなる
自己内観カウンセラー
「自己内観心理学では、“自分だけの正義”で動いてしまうと、人間関係のズレが生まれると考えます。
“約束を守る=100点”というルールを、自分の中で決めてしまうと、相手の
ニーズに目を向けなくなります。
人との関係は“点数”ではなく“感覚”で築かれるものです。
例えば、あなたが誰かに『ありがとう』と言われなくても、相手の笑顔を見て『ああ、伝わったな』と感じることがありますよね。
信頼とは、“相手の視点に立てたかどうか”で決まるのです。」
クライアント
「私、自分がしんどい時ほど、『ちゃんとやったんだから許してよ!』って
思ってたかもしれません。
でも、それって相手のことを見てなかったんですね。」
自己内観カウンセラー
「その気づきはとても大切です。
疲れているときこそ、“相手の立場”を想像することが、自分の人間性を
守ることにつながるのです。
自己犠牲ではなく、“思いやりある余白”を持つことが、深い信頼を育てる
第一歩になります。」
“まとめ“
1. “期日を守った”という事実だけでは、他者への配慮が不足しやすい。
2. 約束には“期待”という見えない背景が存在する。
3. “やったからいい”という意識は、関係性を損なう原因になる。
4. 期限ギリギリの行動は、“待たされるストレス”を相手に与えている。
5. “正しさ”よりも“思いやりの余白”が、信頼関係を築く鍵となる。
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